攻略

えくすとらば学園

1時間目:幼蟲編
煉悟  「んじゃ、授業を始めるぞ」
遥  「は、はい……」
煉悟  「あ〜ん、なに怯えてやがる?」
遥  「べ、別に何でもありません……」
煉悟  「オレの授業は厳しいぜ。しっかりとついて来いよ。
  脱落したら蟲で犯すからな」
遥  (い、一時間目から貞操の危機……)



★point1:実は難易度が高い★
煉悟  「幼蟲編は、このゲームでもオープニングにあたる部分だ。
  不幸な小娘が苗床になって、アレコレ犯られちまうのが主な展開だな」
遥  「自分でやっておいて……」
煉悟  「あン? なんか言ったか?」
遥  「な、何でもありません」
煉悟  「んで、パッとストーリーを見た印象だと短そうだが、
  そうは問屋が卸さねぇ。
  何しろここはオレの視点で描かれてるからな。
  それなりに分岐が用意されてる」
遥  「それなりって言うか、結構多そうなんですけど」
煉悟  「まあ、適当にやってみろ。詰まったらオレが教えてやる」
遥  「はぁ……」

〜プレイ中〜

遥  「あの、先生。サユリって人に殺されてしまったんですけど」
煉悟  「あぁン!? オレを殺しやがったのか!」
遥  「す、すいませんっ!」
煉悟  「ちっ、テメーみてーな小娘がプレイするからオレが弱くなるんだ」
遥  「あの、元々も弱いみたい――――」
煉悟  「今、なんか言ったか?」
遥  「な、なんでもありませんっ!」
煉悟  「……ったく、攻略法を教えてやるからよーく聞けよ」



★point2:サユリ戦の結果は4パターン★
煉悟  「オレを追って来るサユリって蟲使いだが、二度目の戦いの戦闘結果は
  4パターンある

          1、煉悟が勝利して、サユリを捕縛する
          2、煉悟が勝利するが、サユリは捕縛できない
          3、煉悟が敗北するが、ユーリアに助けられる
          4、煉悟が敗北して殺される


煉悟  「重要なのは、西の野郎の助けを得てるかどうかだ。
  助けを得てないとあの女を捕縛することができねーから注意しろよ」
遥  「【助力と見返り】を通過してる必要があるんですね」
煉悟  「ああ。だが、それだけじゃあの女を捕まえることはできねぇ。
  捕まえるためには、事前に奴の蟲を減らしておくのも重要なポイントだ」
遥  「減らせるんですか?」
煉悟  「【蟲の仕掛けT】【蟲の仕掛けU】【蟲の仕掛けV】ってのがあるだろ。
  そのうちの一つに、オレとあの女の勝敗を分ける、決定的なイベントが
  発生してるはずだ」
遥  「……ああ、そういう事なんですね」
煉悟  「クヒッ、このゲームには、こういうヒントが幾つも用意されてる。
  一つも見逃すんじゃねぇぞ」



★point3:サユリの末路はどちらを選ぶ?★
煉悟
 「さて、オレを捕まえようとした馬鹿な蟲使いの女を捕まえたわけだが
 ――――」
遥  「あ、今、捕まえずに進めようと思ってたんですけど」
煉悟  「さっさとやり直せっ!」
遥  「は、はいっ!」
遥  「……自由にプレイできない」
煉悟  「自由にプレイしたいのか、テメーは……」
遥  「え〜と……はい、捕まえました」
煉悟  「よし」
煉悟  「それで、その女をどうするかだが……まあ、普通はやる事やっていく
  だろうな」
遥  「【サユリの末路T】【サユリの末路U】【サユリの末路V】
  【サユリの末路W】
、ですね?」
煉悟  「おっと、そこでちょっとストップだ。
  確かにそうやって、あの女をやっていく手はある」
煉悟  「だが、あの女には、もう一つの末路ってもんが用意されてんだよ」
遥  「もう一つ、ですか?」
煉悟  「ヒントは【思案】にある。
  オレがある男の顔を思い出すだろ?」
遥  「はい、西先生のことですね」
煉悟  「オイッ!! オレがせっかくユーザーどもの楽しみを奪わねーよう
  名前を伏せたってのに何バラしてやがるっ!!」
遥  「す、すいませんっ!」
遥  「でも、他に男キャラの人いないのに……」
煉悟  「ともかく、【サユリの末路V】まで行ったら注意するこった。
  【サユリの末路W】で役に立たねぇ情報を聞くと、西の野郎に引き渡せ
  なくなっちまう
からな」
遥  「サユリさんを西先生に渡すためには、【サユリの末路W】を通過しては
  いけない
んですね」
煉悟  「ま、そーゆーことだ」



★point4:もう一人の蟲使い★
煉悟  「サユリって女との戦いが済むと、次の蟲使いがやって来るって
  展開になる」
遥  「はい、そこまで行ったんですけど、負けてしまいました」
煉悟  「だからオレを殺すなっつってんだろーがっ!!」
遥  「ごめんなさいごめんなさいっ!!」
煉悟  「……ったく、どこまでもゲームの下手な奴だな」
煉悟  「いいか? よく聞けよ。
  次の蟲使いとの戦闘結果についてだが、ここも4パターンある
遥  「多いですね」
煉悟  「つっても、重要なポイントは2つしかないんだがな」
 
           1、西から怪蟲をもらっている
           2、西の方法でサユリから情報を得ている
 

遥  「どっちも西先生が絡んでるんですね」
煉悟  「あれで出しゃばりな奴だからな」
遥  「……というよりも、煉悟先生が何の役にも立ってな――――」
煉悟  「蟲か? 蟲の触手でケツから口まで貫通されるのが好みか?」
遥  「めめめめめめ滅相もありませんっ!」
煉悟  「余計なこと言わずに黙って聞いてりゃいーんだよ」
遥  「はい……」
煉悟  「それで、まずは1番の怪蟲についてだが、これは比較的簡単だ。
  西の仕事を手伝ってれば、いずれ奴のほうから話を振ってくる」
遥  「【護衛任務】を通過してる必要があるんですね」
煉悟  「ああ。……だが、一つだけ注意も必要だ。
  何しろ今まで通ってきたルートによっちゃ、怪蟲に――――」
遥  「あ、殺されちゃった」
煉悟  「テメーはなぁぁぁぁぁ……………………………ッ!!!!」
遥  「だ、だって、いきなり怪蟲のほうから襲って来るんですよ!?」
煉悟  「チッ、怪蟲にゃ絶対手を出すな
  どうせ手持ちの蟲で敵う相手じゃねーんだ」
煉悟  「下手に攻撃すると、殺られるだけだぜ」
遥  「はい、そうなっちゃいました」
煉悟  「これを回避するためには、攻撃しちまった理由を取り除くしかない」
遥  「攻撃した理由って言えば……西先生から強い蟲をサービス
  されてたから?」
煉悟  「まあ、そういうこった。
  奴からあんなもん貰っとかなきゃオレは死なずに済んだんだ」
遥  「でも、それで怒るのって逆恨み――――」
煉悟  「あぁン?」
遥  「も、貰わなかったらいいんですよねっ!」
煉悟  「そうだ。コンプリート目当てでなきゃ、【危険なサービス】は通過する
  必要はねぇ。選べる状態になってても無視だ、無視」
遥  「分かりました」
煉悟  「んで、実のところ、これで幼蟲編がクリアできるのは確実になる。
  怪蟲を持ってるかぎり敗北はないってのを頭に叩き込んどけ」
遥  「は、はいっ!」
煉悟  「そして、2番のサユリからの情報ってのについてだが……」
遥  「これは、さっき話した事と同じですか?」
煉悟  「そういうこった。
  サユリって女を蟲で犯しながら、西がステーキ食ってるイベントが
  出たらそれで必要な情報を得たことになる」
すてーき おいしい
遥  「改めて見ると、すごいイベント絵ですね……」
煉悟  「ま、このゲームじゃこんなのが当たり前だな」



★point5:そして、蛹蟲の章へ……★
煉悟  「幼蟲編のラストは、ついにもう一人の蟲使いとの戦いになる。
  今までの行動によって展開が変わるのはもう分かってるよな?」
遥  「はい、怪蟲を持ってますし、西先生の協力のもとサユリさんから
  情報も得ました」
煉悟  「よし、行けっ!」
遥  「あ、勝ちましたっ!」
煉悟  「敵のことを知り、強力な蟲も持ってるんだ。
  負けるわけがねーだろ」
遥  「あ、あれ!? あれあれ!?」
煉悟  「んじゃ、これで授業は終了だな」
遥  「れ、煉悟先生……なんか、ゲームが終わっちゃったんですけど……」
煉悟  「おう、あとは自力でコンプリートしろよ」
遥  「それはあんまりだと思うんですけど……」
煉悟  「うるせぇっ! オレが勝てりゃそれでいーんだよっ!!」
遥  「無茶苦茶です……」
煉悟  「たまには人に頼らず、自分で考えたらどーだ?
  ま、テメーの頭で考えられたらの話だがな」
遥  「考えたらって言われても、戦闘結果をパターン分けするなら……」
 
       1、怪蟲を持っており、サユリからの情報も得ている
       2、怪蟲は持っているが、サユリからの情報は得ていない
       3、怪蟲は持っていないが、サユリからの情報は得ている
       4、怪蟲も持っていないし、サユリからの情報も得ていない
 
遥  「……くらいでしょうか」
煉悟  「ぐっ、全部正解してやがる」
遥  「あ、良かった」
煉悟  「仕方ねぇ、教えてやる。
  蛹蟲の章へ進むためには、2番、もしくは3番で通過する必要がある
遥  「4番は――――」
煉悟  「発生させたら、今度こそ蟲で犯すぞ」
遥  「させませんさせませんっ!」
煉悟  「ま、とにかくそーゆーわけだ。
  分かったらさっさとゲームを進めろ」
遥  「分かりました」



★point6:その他のポイントについて★
遥  「先生、★マークが埋まらないスロットが幾つもあるんですけど」
煉悟  「ほっとけ」
遥  「そ、そんな酷い……」
煉悟  「あながち冗談じゃねーぞ。
  この幼蟲編の進み方は、後の展開に大きく影響する場合がある」
煉悟  「まずは幼蟲編をコンプリート、なんて進め方よりも、
  先に何らかのエンディングに到達してからプレイし直すほうを
  オレは勧めるぜ」
遥  「あ、初めて良いこと言った気がする」
煉悟  「あぁン?」
遥  「なんでもないですよ〜♪ 遥、何も言ってませんよ〜♪」
煉悟  「チッ……まあいい。ついでにもう一つ教えといてやる」
煉悟  「序盤のスロットについてだが、【餌場の森】が関わってることが結構多い
  主に西との会話での分岐になるが、そのへんが詰まったら、通過した、
  あるいは通過してないパターンを試すといいと思うぜ」
遥  「なるほど」
煉悟  「だがな、幼蟲編でもっとも重要なのは、実は【取引】を通過したか
  どうか
だったりする」
遥  「そんなに重要なイベントなんですか?」
煉悟  「重要も重要だ、が……その理由は――――――――――」
つんでれゆめみ  「煉悟っ! ご飯食べに行くわよ。ついて来なさい」
げぼくのれんご  「は、はいっ!」
遥  「え、あの、先生? その理由は、の続きは?」
煉悟  「うるせぇっ! そんなもん次の授業で聞いとけっ!!」
つんでれゆめみ  「煉悟っ! 何してるのよっ! さっさと来ないと置いてくわよっ!!」
げぼくのれんご  「ああっ、待ってください!」

つんでれゆめみ と げぼくのれんご

遥  「い、行っちゃった……」