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「やっと卒業なのね……」 |
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「色々あったけど、こうして無事に(本当に色々な意味で)
卒業できるなんて夢みたいだわ」 |
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「よう、思ったより根性あったみてぇじゃねーか」 |
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「あっ、煉悟先生」 |
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「貴女の努力には感服するばかりですよ」 |
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「レン先生も」 |
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「しかし、これで終わりと思ってはいけないよ」 |
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「むしろこれからが、本当の戦いなんだからね」 |
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「現在(06/11/24)、開かれてる人気投票のことですか?」 |
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「頑張ろうね、本当に……」 |
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「頑張りましょう、優斗先生」 |
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「うひひっ、ボクはもうそんなの気にしないから、
高みの見物を決め込ませてもらうよ」 |
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「首だけ高いところに持っていってどうする……」 |
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「まっ、それはともかく、せっかくの卒業式なんだし
記念撮影でもしてみない?」 |
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「夢美先生。それにカメラまで」 |
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「それは良い考えですね」 |
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「うむ、悪くないと思うよ」 |
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「えへへ〜♪」 |
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「……というわけで、煉悟っ! あんた、写真撮りなさいっ!!」 |
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「は、はいっ!」 |
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「――って、それだとオレが入らないじゃないですか」 |
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「何よ? 文句あるの?」 |
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「い、いや、しかし…………」 |
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「そうだっ! テメーが撮れっ!」 |
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「へっ!?」 |
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「今まで散々オレ達の世話になったんだろ。
こういう時くらいちったぁ役に立てってんだよっ!」 |
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「で、でも、これ、私の卒業記念――――」 |
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「つべこべ言わずにやれっ!」 |
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「あああっ!」 |
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「……くすんくすん。私の卒業記念写真だったのに」 |
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「それじゃあ、撮りますよ〜」 |