MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜 DVD Special Edition
攻略
麻由
まゆぴん教授のワンポイントアドバイス


エンディング3


0.イントロダクション
1.エンディングについて
2.エンディングについて2
3.エンディングについて3
4.戦闘について
5.エリアについて1
6.エリアについて2
7.エリアについて3
8.エトセトラ
麻奈

 「もしかして、『支配者の宴』を見るための条件ですか?」
 「当ったり〜♪
  やっぱりハンターを捕まえてこそ完全攻略よね」
 「七瀬さんが強ければ捕まえられるんですか?」
 しずるが強いのも条件のひとつだけど、
  それ以外にもうひとつ大切な条件があるの」
 「ロープとかの捕獲道具が必要、とか?」
 「そ、そういうのはないわ。ハンターを捕まえるためには、
  あるキャラクターが重要な鍵になってるのよ」
 「誰ですか?」
 「うおっほん、それは麻奈くんの力で探し出してみなさい。
  ハンターに恨みを持つ、夜な夜な呻いてる奴がいるでしょ?」
 「あっ、分かりました。
  たぶん…………………………………………捕獲できました」
 「そのまま全てのエリアを陥落させれば、
  『支配者の宴』が見られるはずよ」
 「見られません」
 「ええっ!? そんなはずは……あっ、もしかして!」
 「はい。ハンター、死にました」
 「麻奈、わざと? わざとそっちのイベント起こしたわね?」
 「さっきは七瀬さんが殺されたんだからおあいこだと思います」
 「じ、じゃあ次はちゃんと……」
 「はい。とりあえず、処刑イベントを全部見ることにします」
 「麻奈、そういうこと言うから人気が……」
 「別に気にしません。
  どうせあたしは、そういうキャラクターですから」
 「ま、麻奈、発言が……」
 「教授はいいですね。セリフもいっぱいあるし、
  普通に人気もあるみたいだし」
 「気にしないと言いつつ、
  思いっきり気にしてるように見えるんだけど」
 「きっと気のせいです。……はい、真面目にプレイして
  『支配者の宴』を見ることができました」
 「はーい、お疲れ様。
  ちなみにエリアを陥落させずに暫く放っておくと……」
 「どうなるんですか?」
 「それは麻奈くんの目で確かめてくれたまえ」
 「…………なるほど。こういうことだったんですね」
 「見れた? じゃあ、次は
  『明日への逃亡』のヒントにいきましょうか」
 「条件が想像もつきません」
 「そうねぇ。色々やってみようって思う人なら、
  このエンディングはあっさりと見られるかもね」
 「色々、ですか?」
 「全てのエリアを陥落させたエンディングは見たわよね。それじゃあ、
  全てのエリアをこうしてみたらどうなるだろう、とかね〜」
 「分かりました。
  思いついたことがあるのでやってみます」
 「おっ、分かった?」
 「……ハンターに殺されました」
 「な、なんで?」
 「全てのエリアを廃墟にしてみました」
 「そ、そっちを試したのね。まあ、アプローチの仕方は悪くないから、
  そのまま頑張ってみて」
 「……はい、見られました」
 「うんうん、よくできました。
  さて、残るは……」
 「それでは教授、お疲れ様でした。
  今日はこれで失礼します」
 「ちょっと待てぇーーーーーーーーーーーっ!!」

ガシッ!

 「教授、襟首を掴まないで下さい。
  服が伸びちゃいます」
 「まだひとつ難しいエンディングが残ってるでしょ!」
 「そんなのありません」
 「あるっ! ほら、
  オープニング・エンディング鑑賞画面の一番右下っ!」
 「あたしには見えません」
 「見るっ! 見えるっ! 現実から逃げるんじゃないのっ!!
  ……あたしだってあんまり解説したくないんだから」
 「じゃあ、こうしましょう。
  パッチを出して、このエンディング自体を抹消――」

ゴスッ!

 「痛い」
 「嫌なのは分かるけど、ここは前向きに考えて攻略していきましょ」
 「分かりました。
  こうなったら覚悟を決めます」
 「うんうん、その意気よ」
 「どうせ開発中から『マニアックな人に受けるキャラ』
  予想されていたあたしです。今更何を言われても
  痛くも痒くもありません」
 「そこっ、見事に後ろ向きの発言をしないっ!」
 「仕方ありません。
  教授と違ってあたしはこういうキャラクターですから」
 「だ、大丈夫だって。
  きっと麻奈のことが好きって人もいるから」
 「そうでしょうか?」
 「大丈夫だって〜。
  ほらほら、もっと自分に自信持たなきゃ」
 「分かりました。……どうせ、近々予定している
  人気投票の結果を見れば分かることですしね」
 「うわっ、さらりと秘密情報バラすし!?」
 「というよりも、本当にやるんですか?」
 「う〜ん、あたしとしてはやってみたいところではあるんだけど」
 「やっぱりアレですか。人気投票したところで、
  票の入り方が少なかったら恥ずか――」

ギリギリギリ……!

 「そんなことないわよ?
  そんなこと全っ然ないんだからね!?」
 「教授、首を絞めないで下さい。いいじゃないですか、
  仮に1週間で1票2票しか入らないような事態になったとしても、
  その清き1票を喜びましょ――」

ギリギリギリ……!

 「麻奈? 最近人気が下がってるからって、
  自棄になっちゃ負けよ?」
 「別になってません、教授。
  『第三の勝利者』の攻略ヒント、まだ出してないんですけど
  いいんですか?」
 「ああっ、話が脱線して忘れてたじゃない」
 「見るためのヒントは?」
 「そうねぇ。
  ここではある人物が鍵になるんだけど……」
 また、あの人ですよね?」
 「そっ、またあいつ
  ずーっと吸血ばっかりするんじゃなくて、
  暫くほったらかしたりしてると、新しいイベントが発生するかもね〜」
 「発生しました」
 「ああ、見たくない。見たくないわ、これ」
 「ドキドキドキ……」
 「ま、麻奈? とほほ、やっぱりそういう趣味が……」
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