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「まあ、ファンディスクはともかくとして、人気投票のお礼のほうを
そろそろ考えないといけませんねぇ」
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「うーむ、蟲クン?」 |
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「もはやぶっちり状態です」
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「まあ、それならそれで俺は描くのは楽そうだし。
でも、俺はながたまさんの描いてくれた可愛い蟲くんが好きなんだけど」 |
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「彼女が、『上田さんを差し置いてそんなことできません』と悲鳴上げます(笑)」
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「そんな事ないんだけどなあ(笑)」 |
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「まあ、とにかく人気投票のお礼としてSSくらい書こうかと思ってたけど……
こういうのが難易度高いんだってば;;」
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「蟲クンのイメージってもんがあるしね(笑)」 |
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「最終的には女の子の誰かが来ると思ってたんだけどなぁ」
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「2位はレン、はまだいいとして……」 |
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「3位はつんでれゆめみです(笑)」
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「ある意味、こっちのほうがショックだ。ネタに敗北した本編レギュラー達……」 |
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「侮れません、ツンデレ……」
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「そして、4位が綾佳で5位が西先生か」 |
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「どっちも特殊というか、一癖も二癖もあるキャラですな」
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「そういうのを差っ引いて……6位がユーリアとなるわけね」 |
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「やっぱり根強いファンは多かったみたいで」
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「むう、実はどのへんがポイントなのか、俺がイマイチ掴んでなかったりして……」 |
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「ツンテレツンテレ(笑)」
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「それは君の造語だ」 |
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「世の中、何でも存在してるんだなあ」 |
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「個人的に、意外と頑張ったのが夢美ですね。
性格がコロコロ変わるから、もっと下になるんじゃないかと思ってた」
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「まあ、主人公ですからこのくらいは」 |
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「ちょっと安心した」
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「夢美は三世代+ツンデレまで足せば1位だし、それで満足しとくよ」 |
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「ゆめみーずが1位ということですね(笑)」
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「んむ」 |
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「ただ、蛹蟲の章の夢美に関しては、西館編の強気な夢美限定の人も
結構いるみたいです」
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「それも含めて彼女の魅力だ」 |
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「んで、8位はやっぱり根強いファンがいたらしい唯、
9位は見事なまでの堕ちっぷりがヒットしたらしい美弥香」
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「アゲハはギリギリ10位か〜〜……って、
蟲愛オリジナルの女性キャラは10位以内に2人かい;」 |
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「他のキャラのアクが強すぎたのかな〜。アゲハは意外と伸びませんでした」
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「それ以降は……まあネタとかなんだかんだ溜まってるようで(笑)」 |
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「よく見てるなーと思うものも幾つか届いてマス」
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「確かに。でも、盛り上がってるみたいだからOK」 |
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「あとはお礼のほうを頑張りましょう。何かしましょう」
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「おうよ。蟲クンの『ママとはじめてのおふろ』だな」 |
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「だからそういうのは(ry」
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「ま、ユーザーの皆様には、まったりと楽しみにしてもらうという事で」 |
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「うい。……ところで、実際のところ絵を描く暇ありますのん?」
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「今はそんなに忙しくもないから大丈夫だよ。
玉響も終わったし、ぼちぼち休みとったし」 |
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「ふむふむ」
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「そっちはどうよ。営業側に行って一ヶ月くらい経つ(*13)けど」 |
*13:2006年10月23日時点で、和泉万夜は開発部から営業部へ転属している。
現在は、広報のろ〜り〜、WEB担当のながたまとともに新しい仕事に勤しんでいる。
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「なんだかんだでやる事いっぱいです。
攻略記事を書いたりとか、開発部からの情報取りまとめたりとか」
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「頑張ってるようで何より」 |
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「蟲愛だけでなく、式神、玉響、銃刀とあるから、結構な作業量ですわ。
……まあ、これは営業部も開発部も代わらんのですが」
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「まーね」 |
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「だから、みんなの邪魔にならないように、ろ〜り〜君とながたまさんの
手となり足となり」
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「嘘をつけ(笑)」 |
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「いや、ホント。パイプラインも重要なお仕事の一つですよ。
実際、開発部にいた時には見えてなかった部分が見えてきたりしてるし」
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「たとえば?」 |
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「毎日、いっぱい電話がかかってくるなぁとか」
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「もう少し別のところ見んかい(笑)」 |
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「えーっ、一番印象に残ってるのに〜。
……だいたい、真面目に話をし始めるとトークとして掲載できない(爆)」
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「そんなもんか」 |
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「……というか、話し始めて5、6時間が経ってるけど、
9割は外に出せない話になってる気がします」
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「トークなんてそんなもんです。使えるところだけ使いましょう」 |
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「うーむ、外に出せる話とかだと、やっぱり蟲愛の攻略とかをこんなに豪華に
出来てるのは、それをメインの仕事として集中できるからですね」
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「今までは、マスターアップした日に次の仕事に入ってたりしたからね」 |
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「スクリプターとかグラフィッカーとか、そのへんはなかなか逃れられない運命」
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「今年は、特に前半は製品のリリースが集中したから」 |
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「希望としては、やっぱり一本ちゃんと作って、発売日を過ぎたら
そこからさらにアピールして、とやっていきたいのです」
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「うむ、そして蟲愛は気付けば一ヶ月経った」 |
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「自分で製品を担当したからってのが一番大きな理由だけど、
やっぱり色々やりやすかったですわ」
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「あと、こういうダーク系の作品は、笑いの方向に弄りやすいからね」 |
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「ですね。おかげで優斗がちょっと不幸なことになりましたが(笑)」
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「本編でもサイトでも報われないキャラだなあ」 |
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「アダルトシーンを一瞬で済まされたり」
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「予定はあったっけ?」 |
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「余裕があればって事で、一時期イベント絵管理表の中に組み込んだことは
あるけど、一週間と経たず消した気がする」
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「すまん。余裕はなかった」 |
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「まー、このボリュームなら、たとえイベント絵が100枚あっても、
別のシーンが優先して結局削られたかもしれませんけどね(笑)」
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「それはとてもあり得る話だ(笑)」 |
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「……と、まあ、そんな感じで、営業側で元気にやっとりますです」
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「おー、これからも頑張れ」 |
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「ういっさ……と、すんません。ちょっと電話」
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「おう」 |
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「もしもし……………………おお………………おお、そういえば
…………………………あっ、ちょっと待って!! ヤバイ、金がない…………はう、
すんません。この埋め合わせはクリスマスに…………うい、でわでわ…………」
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「何の話だ(笑)」 |
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「いや、そういえば今日は父の誕生日で、私がア●テノ●ルでケーキを買って
帰るつもりだったんだけど財布の中が寂しかったことに今気付いた」
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「む、貸そうか?」 |
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「んにゃ、クリスマスで埋め合わせする事にしたから(笑)」
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「さよか(笑)」 |
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「おかしいなー。なんで無いのか……あっ、
この前、黒木(*14)さんと飲みに行ったんだった」
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「ほう。打ち上げの代わり(*15)で?」 |
*14:『EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜』では、グラフィックを担当。
万夜を含めた後輩を色々な意味で受け止めてくれるおおらかな人。
酒を飲ませると口数が多くなるのが特徴。よくゴチしてくれる(笑)。
*15:蟲愛の打ち上げの日、和泉万夜は急性腸炎になり参加する事ができなかった。
タイミング悪すぎ(汗)。
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「そういうわけでもないのですが、何となくそういう流れで」
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「それで金が減ってたわけね」 |
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「……………………」
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「ん?」 |
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「いや、あん時、確かゴチになったわ(笑)」
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「おい(笑)」 |
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「まー、この話はオシマイ。蟲愛に関係ないし」
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「始めたのは君だ」 |
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「せっかくなので銃刀(*16)の話もしましょか。知りたいユーザーさんも多いと思うし」
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*16:ブラックサイクの次回作『銃刀(GUNKATANA)』のこと。
上田メタヲが、企画、ディレクション、原画等を担当しており、現在誠意制作中。
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「うーん、話せることはまだ多くないんだけどね」 |
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「今、状況はどんなもんですのん?」
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「あちこち電話したりメール書いたりプロット書いたりシナリオチェックしたり。
あとはぼちぼちキャラクターデザインを続けてたりとか。今回はグラフィッカー
のみんなの厳しいチェックを受けながら(笑)」 |
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「あーっ、ちょろっとだけ作業してるの見た気がする」
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「まだ、本格的に動き出してるわけじゃないから、シナリオ読んでもらったりして
銃刀がどういうものなのか知ってもらってるところかな」 |
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「シナリオがほぼ完成してるのは、今後の作業的に楽ですね」
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「だね〜。もっとも、単なる読み物じゃない予定だから、
そっちの作業が大変なんだけど」 |
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「不整合のチェックとか、ゲームシステムとの融合具合とかですね」
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「シナリオは難しいよ」 |
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「難しいよ(笑)。……それ以外の作業としては?」
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「あとは、音楽とか音声の発注したり。そうそう、今回もデンカレさんには好き放題
希望を出させていただきました。ファンの皆様はお楽しみに。あと、声優さんは
うちでは初めてお願いする人も混じってる。混じる、予定(笑)」 |
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「んむ、楽しみ」
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「断られなければだけど(汗)」 |
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「そうならないよう祈っときます(笑)」
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「……と、まあ、現在の進行度はそんなものかな。
まだ、プログラマーさんとの打ち合わせとかできる状況じゃないし」 |
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「仕様の固めなおしも必要っしょ?」
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「うむ、ぶっちゃけ蟲愛をやってる間に仕様をだいぶ忘れてる(笑)」 |
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「そうじゃないかと思ってたんだ」
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「それに、システムグラフィックとかは、銃刀でやろうと思ってたものを
蟲愛に使っちゃったからね」 |
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「ああ、そうだったそうだった」
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「ネタは温めない性格だから……使ってナンボです」 |
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「私は温めすぎるタイプだからなぁ。そのまま腐らせてしまう事も多い。
蟲愛みたいに、突発的なシナリオのほうが完成は早いかもしれんです」
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「プロット書かないんだっけ?」 |
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「書かないですね。プロットがあっても、実際にシナリオを書いていくと、
キャラクターとズレてしまう事が多くて」
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「それも一つのやり方ではある」 |
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「ともあれ銃刀は……語れることはこのくらい?」
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「うーんうーんうーん、だ、台本出しがそろそろかな」 |
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「ああ、そういえば……。今までのプロジェクトと比べるとだいぶ早いですね」
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「今回は、できるだけ早く収録を済ませてボイスを手元に……」 |
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「ボイスが素材としてあると、色々なことに使えますからね。
サイトのサンプルボイスとかムービーとか体験版とか」
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「やりたい事はいっぱいある。アイデアもいっぱい出る。今が一番楽しい時期だ!」 |
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「本格的に始まると現実が見えてくるからね;;」
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「キャラデザ、仕様の打ち合わせ、必要素材の確保、やることはいっぱいだ」 |
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「イメージ画とかが欲しいです、先生」 |
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「頑張って用意するよ。プログラマーさんからも言われてるし」 |
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「よろしくです」 |
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「さて……気付けば外が真っ暗なんですけど」 |
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「喋りましたなー、今回も」 |
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「あとは君がこれをまとめてサイトに出せばOKだね」 |
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「まとめるの大変そうだなぁ;;」 |
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「今やそれが君の仕事だ」 |
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「おーっ、頑張るよーっ」 |
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「それじゃあ、このへんでお開きということで」 |
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「はーい、お疲れ様でしたー」 |
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「お疲れさーん」 |