夢美
「ひあっ!? は、ああっ、な、なにこれぇっ!?」
アゲハ
「む、蟲が、絡み合って……きゃああんっ、夢ちゃんの
ち○ぽと……あ、はああっ、コスコスしてるうぅぅっ!!!」
要するに擦れ合っていると言いたいらしい表現をして、アゲハが下半身を震わせた。
夢美も驚きはしたものの、絡み合う蟲を見ておぞましさは感じない。
それどころか、アゲハの肉棒と絡み合っているという事実に、
体の芯が今までになく疼くのを感じていた。
夢美
「ああっ、む、蟲がっ……ひゃあぁっ、ち○ぽが、勝手にぃっ…………!」
アゲハ
「す、すごぃっ! こんなの……んひいぃぃっ、初めてぇっ!!」
まるで二匹の蟲が愛を語らうように、グネグネと動いて己の体を擦り合わせる。
装着した夢美やアゲハのためではなく、蟲自身が快楽を貪ろうとするかのように、
激しく胴体を絡めた。
自分達の意思ではない快楽を注ぎ込まれ、夢美とアゲハが悶え、喘ぎ狂う。
伝わってくる快感は、肉棒の形をしていた頃よりずっと強く、思考回路がブツンと
引きちぎられた。
快楽さえ得られれば、あとはもうどうなっても構わない。
この長い肉棒を通って、ドロドロの精液が勢いよく噴き出す光景を想像するだけで、
夢美とアゲハは悦びに浸ることができた。
アゲハ
「ふあぁっ、き、きてるっ! のぼってるっ! ち○ぽの奥からっ、
せ、せーえきっ、ち○ぽ汁っ、ど、どんどん、うああっ、のぼってきてるっ!!」
夢美
「すごいっ! こんな……あひぃっ、ち○ぽ汁が、あ、ああっ、のぼってくる、
だけで……んうぅあっ、ち○ぽの内側からっ、あ、ああっ、感じるっ!!」
神経が過敏になっているためか、精液が尿道を上ってくるのが手に取るように
分かった。
その量は今までの比ではなく、高さが上になるほどに進みが遅くなっている。
それは、射精した瞬間の勢いが、今までより遥かに激しくなることを二人に予感させた。
異生物による異性の快楽。
本来、味わえるはずのない刺激に、夢美の頭の中は真っ白に染まっていた。
感じるのは肉棒から伝わる快楽だけで、今はもう目の前にいるはずのアゲハの
姿も滲んでいる。
尿道を上る精液は、蟲を使っている夢美とアゲハを責め立て、むくむくと亀頭を
膨らませていく。
夢美
「ひいぃぃあああぁぁぁぁっ!!!! も、もう出るっ! 限界っ、出ちゃうっ!!!」
アゲハ
「イくっ! ち○ぽの先っぽにっ、くああぁぁっ、
せーえきいっぱい溜まってるうぅぅっ!!!」
肉棒の根元の辺りを扱きながら、二人がほぼ同時に限界を感じた。
尿道に溜まっている精液を、早く出したくて仕方がない。
射精時に感じる快楽を想像するだけで、背中に電気のようなものが走り抜けた。
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