いつしか、音美はすっかり全身をあらわにされていた。
小ぶりの乳房が、ぷるるん、と頼りなく揺れる。
【音美】
「ぁ……ぁぁ……あん……」
音美は夢見心地のまま、なつきの姿をした少女に全身を愛撫された。
ひらひらと蝶のように、手がひらめく。
少女の手はひとつところに留まって、じっくりと肌を撫で回したかと思うと。
次の瞬間にはもう、別の場所に移り、小刻みに震えながら責め立てていたりする。
指と指のあいだに淡い色の乳首をはさみ、ふるふると動かす……と、
じょじょに乳首が固く尖ってきた。
【なつき】
「あなた……きれいな肌ね……とってもすべすべしてる……」
なつきは音美の耳に、そんな言葉を吹きこんだ。
音美はただただ肩を震わせ、かぶりを振り続けていた。
【音美】
「ぁ、あん……ぃゃ……そ、そんなこと……しないで……ぇっ……ぁん……」
しゃくりあげるようなあえぎを洩らす。
が、なつきは斟酌しない。
別の手を、音美の脇腹から腰へかけての曲線へ滑らせていく。
その間にも、舌が首筋をちろちろと這い回っている。
【なつき】
少女はうわごとのようにささやきながら、音美の身体を愛撫する。
そう――まさにそれは愛撫、だった。
なつきは音美の肉体をまるで我がもののように愛し、いつくしんでいたのだ。
【音美】
「ぁ……だ、だめ……そんなとこ……さわっちゃ……だ……め……」
なつきの手が、音美の蜜壺に触れていた。
固く尖った淫芯を指先で責め立てている。
くりくりとしこった淫芯はなつきの愛撫にさらされ、
ますます固くしこっているようだった。
くりゅくりゅ、くりゅりゅ……。
ずちゅ、ぬちゅちゅッ……。
なつきが音美の秘所を責め立てるにつれ、
ぬかるみをかき回すような音が聞こえはじめていた。
とろりと濃い愛蜜が、音美のそこからおびただしく分泌されている。
【音美】
「ぁ……は…………んっ…………」
音美は瞼を伏せ、まつげを震わせていた。
なつきの愛撫に、身も心もとろけてしまったかのようだった。
なつきが、音美の秘所を、ここぞとばかりに責め立てていく。
蜜にまみれた花芯を指でこね、肉厚の花弁を咲かせていく……。
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