ギャラリー
 

CG

【瑠璃】
 「さ――まずは、あんたがあたしを味見するのよ」

姉さんは口もとに奇妙な笑みを浮かべたまま、テーブルの上に
並んだビンからひとつ、選んで取りあげた。

【司颯】
 「………………?」

それは――蜂蜜だった。
砂糖ではなくもうちょっと複雑な甘みが欲しい時、俺は料理に蜂蜜を使う。
その、蜂蜜のビンの蓋を――姉さんはキュポン、と開けた。
そしてビンを傾ける――――。

ねろ……ねろねろねろ……。
のったり重く濃い蜂蜜が垂れていく……姉さんの肌の上に。

まずは、乳首。
双丘の斜面を下り、胸の谷間に一瞬だけ留まり……
それから、腹直筋の線に沿って下半身の茂みへと。
黄金色の蜂蜜は重くゆったりとした動きで這い降りていく……!

【瑠璃】
 「なにしてるの、司颯? 早く『味見』してよ――あたしを」

と、姉さんが囁く。
その声には、有無をいわせぬ響きがあった。
どんなに意志強固な男でも従わせるなにかがあった。

【司颯】
 「うう……ああ……!」

俺は、のろのろと前方に屈みこんだ。
目の前には――蜂蜜にまみれた姉さんの乳首がある。

そして。
鼻孔をくすぐる甘い香り。
姉さんの香り。

発情してる。
姉さんは発情しきってるんだ。

俺は意を決した。
そして口を開け――姉さんの乳首を含んだ。

【瑠璃】
 「んく……はふ――あ、あぁん……く……そ、そうよ ……い、いい……ぃ……」

姉さんがあえぎを洩らす。

くちゅ、くちゅ……ぴちゃ、ぴちゃ……。

姉さんの乳首はねっとりと濃厚な甘みを帯びていた。
当たり前だ――たっぷりと蜜にまみれているのだから。
俺は舌先を巧妙に使い、乳首を舐め転がしていく。

【瑠璃】

「んく……あ、ああっ……つ、司颯……上手じゃない
……とっても……はく、ん、あはぁ……っ……!」

姉さんは髪を振り乱し、身悶えしていた。