シュミの状態をどこまで想像しているのか、
史郎がニコニコと笑顔で部屋に入ってくる。
肌を朱に染めて全身汗だくのシュミを見ると、
いやらしく目を細めて肩を揺らした。
史郎
「だいぶ感じちゃってるみたいだねぇ」
シュミ
「誰が……こんなもの……」
史郎
「んー、強がるのは勝手だけど、
あとで後悔するのは自分だよ?」
シュミ
「それは、どうかしらね」
シュミ
「あなたこそ……んんっ、今の、うちに……
私を殺しておかないと……こ、うかい、する……
ことに……な、る……」
史郎
「そんな切れ切れに言っても意味がないんだけど、
まあいいか」
シュミの強がりを楽しむかのように、
史郎がにやりと口元をゆがめる。
そして、ズボンのポケットに手を突っ込むと、
あるものを取り出してシュミの体に近づけていった。
シュミ
「ひあっ!!?」
史郎
「我慢強いシュミちゃんにプレゼントだよ」
シュミ
「な、あっ……んひゃあぁあぁぁっ!!?」
シュミの乳首、そしてクリトリスに
ピンク色のローターが取り付けられる。
振動は極めて微弱だが、今の彼女にはこれだけでも
狂おしいほどの快感として伝わってしまう。
シュミ
「や、めっ……うあぁっ、止め、てっ!
止めなさいぃっ!!」
史郎
「うひひっ、先に言っておくけど、
これってスイッチで振動のレベルが変わるからね」
史郎
「今はその程度だけど……ボクの言ってることが
どういう意味かわかるよね?」
シュミ
「ま、まさっ……!?」
すでに限界さえ感じるほどの刺激を
得ているというのに、さらに振動を高められては
頭が狂ってしまってもおかしくない。
シュミは恐怖に顔を青褪めさせると、
全身を小刻みに震わせ始めた |