【姫島博士】
 「気持ちい〜い? ほぉら、ほらぁ……」


先ほどまでの繊細で緻密な動きに変わり、
大胆で刺激を叩き付けてくるような攻めが与えられる。
玲子の艶やかな歯先が俺の突起を捕らえ、
張り詰めている上から舌先が押し潰すようにこね回してくる。
俺の砲身を攻め立てる手は、乱暴寸前な程に力が籠もり、
熱を伴いながらその表面を削るようにしごき上げる。
痛覚に限りなく近くなりつつある刺激が、俺の神経をキリキリと刺激した。

【姫島博士】
  「……戦場の痛みは覚悟していても、こう言う痛みは
想定してなかったでしょ? 皇ヶ崎陸将閣下」

【姫島博士】
  「でも、痛がらせようとしてるんじゃないのよ。
ほら、どんどんキミが熱を持っていって……」

【姫島博士】
 「私の指先、キミのおち○ちんの熱で溶け出してしまいそうよ」

【皇ヶ崎】
 「……そうさせているのは、君だよ……」

【姫島博士】
 「あら、じゃあ、溶かしちゃおうっと」


玲子は淫猥な笑みを俺目掛けてこぼすと、指と舌の動きを再開させた。
まるで獲物を捕らえた猫科の猛獣が、その獲物を弄ぶような。
そんな光景を思い浮かばせるような目をしながら玲子は俺のモノと乳首を攻め立てた。

変化を楽しむようにその動きを複雑に変えながら玲子の攻めは続いた。
その変化に富んだ攻めが、時にはもどかしく、又、時には過度の刺激となって俺の
脳髄へと注ぎ込まれてくる。

【皇ヶ崎】
 「……はあぁ……っ」


やがて、玲子の攻めの動きに俺の理性が引き剥がされはじめた。
玲子の蠱惑的な笑みと、与え続けられる物理的な刺激が俺の本能を包み押さえ込んでいた理性をゆっくりと剥ぎ取っていく。

【姫島博士】
 「……どう……、どうかしら……?」


玲子は俺の表情を観察しながら、狙った獲物が手に落ちる瞬間を
逃すまいと攻め立ててくる。
玲子の手の動きが痛みを伴う程に激しくなり、俺の胸の突起に歯先が強く食い込んだ。