基地の片隅。
ドラム缶の影に、あかねと隊員たちがいた。

片膝をついてしゃがみこんだあかねは、あろうことか隊員たちの剥き出しのペニスを
握り締めて、しごいているところだった。

【あかね】
 「ホントに、みんな、こんなコトしてるんですか?」


忙しく手を動かしながら、不思議そうに尋ねるあかね。

【隊員C】
 「やってるって。ちぐさ隊長だってやってるんだよ」

【あかね】
 「……ちぐささんも?」

【隊員A】
 「くるみ隊長ももえぎ隊長も、みんなにサービスしてるんだってさ」

【あかね】
 「……本当なの?」

【隊員A】
 「ホントホント」


口からでまかせを並べる隊員たち。

【あかね】
 「なら、あたしもちゃんとしないとダメですよね」

【隊員B】
 「これも親睦を深めるためッスよ」

【あかね】
 「……わかりました。あたし、やります」


決意を固めたあかね。

【隊員C】
 「へへへっ。そんな顔しないでくれよ。もっとリラックス、リラーックス」

【あかね】
 「……ごめんなさい」

【隊員C】
 「ほら、しっかりシゴいてくれよ」

【あかね】
 「あ、はい」


うながされたあかねは、やや強めに、懸命にしごき続けた。

【あかね】
 「こうですか? 痛くないですか?」

【隊員C】
 「だ、大丈夫……。おおー。こ、これは……いい!」

【隊員A】
 「こっちもお願いします」

また別の隊員が、ペニスを突き出した。
半剥けだが、すでに勃起しかけている。

【あかね】
 「えっと。こ、これでいいですか?」


あかねは優しく握り締め、ゆっくりと皮を剥くようにすると、
上下にしこしことしごきたてる。

【隊員A】
 「うひょ〜〜っ。たまんねぇ」


隊員は歓喜の声をあげた。
あかねの手の中で、すぐにムクムクと勃起する。

【あかね】
 「……!!」


生で男性器を見るのは、あかねもこれが初めての体験だった。
もちろん勃起するところを見るのも初めてだ。
情報としては知っていたが、現実にその膨張率を
目の当たりにすると、驚きを隠せない。

同時に、軽い恐怖を覚えてもいた。
かなり発達したあかねの情緒は、若い女の子とほとんど似たような反応をする。
今、目前にある剥き出しのペニスに対しても、好奇心と同時に、
軽い恐怖心を感じたのだった。