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口から醜いものがずるりと引き抜かれる。
と同時に、大きく開かれた下半身を想像を絶する痛みが貫いた。

【姫菜】
  「……ひっ……いあアアッ!?痛いッ、い、あ、あ、アァアアアアーーーーーッッ!!」


激痛。男の生臭い粘液を吐き出しつつ絶叫した。
何が起きているのか確かめる間もなく再び滾ったものをぶら下げた肉体が視界を塞ぐ。

熱い……熱い! 痛い、痛い、苦しいッ!!

あまりの痛みに目の前が真っ黒になる。
これは拷問だ、私は死ぬまで拷問される!!
唐突に恐怖の感情が爆発した。発作のように激しく暴れた。

【姫菜】
  「いやぁああああ!! 離せ!! 離せぇええーーッッ!!」

  「うるせえ!!!」

【姫菜】
  「ふぐッ……ぐ、ぅう」

  「おら!! とっとと咥えろ!!」


首が折れるかと思うほどの力で頬を張られ目の前を星が飛ぶ。
直後に顎を開かされ再び押し入ってくる巨大な肉。
反抗心は一瞬で死ぬ。墨をこぼしたように広がっていく絶望。憎悪。

唇の感覚は既にない。よだれが溢れる。
体全体を激しく揺すぶられる。下半身で何かが起きている。
何かで刺し貫かれている。
腹の奥を抉られる激痛。股を裂かれる恐怖。

【姫菜】
  「んぐっ、ふぐぅ、かはっ、く、んむぅうッ!!」

  「ぎひっひひっ狭いなア〜ギチギチだぜ……うおぉ堪んねえっ」


衝撃に意識が朦朧とし始める。ただ唸り声を上げる動物になる。
涙で前が見えない。喉を塞がれた自分の声が豚のようだと思う。

  「おおっおおぉ、最高だぁ、もう出ちまいそうだッッ」

【姫菜】
  「ッぐふ、んぐぅううう!! げほっぐふっっ」


目が回るほどに頭をグチャグチャに振られる。
2番目の男はそれだけで大量の粘液を放出する。顔にぶちまけられる。
酷い悪臭に咳き込み呻く。惨めさに涙がまた溢れる。
眼前の男が消える。虚ろな目で下腹部の異変を眺める。
赤黒く凶悪な太さのものが私の脚の間を激しく出入りしている。

吐き気がこみ上げた。嗚咽と共に精液を吐き出す。白の中に赤が混じっている。
血だ。ぼんやり眺めた。張られて口の中が切れたらしい。
けれど小さな傷など、もはやどうでもよかった。

  「うげえ、お前の汚いのに塗れたところに突っ込む気しねえ」

  「ヒヒヒ、じゃあ別ンところ使えよ」

  「おぉおおっ、おおっ人間の女の具合はいいなァ、おっ、おおっ」


激しく腹の中を抉られる。
膨張した男の凶器がずちゅりと汚い音を立てて滑り出る。
尻に飛び散る大量の粘液の感触。
ざらついた指がそれを尻の谷間にぬるぬると掻き集めていく。
乱暴に体を転がされる。背中から汗と精液にまみれた胸を掴まれる。

  「ぎひひ、こっちは俺のもんだ」

【姫菜】
  「あくっ……ぐ、あっ……」


ぐ、と尻を押す強引な圧力を感じた直後。感覚のない下腹部を新たな痛みが貫いた。

【姫菜】
  「あ、あぐぅ、あぁあああーーーーーッ!!」


最初とは違う痛みに動物のように吼えた。ガクガクと震える体。
経験のない痛みに脂汗が滲む。
強烈な排泄欲。内臓を擦られる異様な感覚。

お尻……お尻に入ってるんだ!!