俺の口を塞いでいたのは、リネットの下腹部。
先ほどから感じているこのいやらしい匂いは、
リネットの入り口の匂いそのものだった。
「女性器を顔に押しつけられるなんて……
屈辱的でしょう?」
「それとも、こんな屈辱的なことなのに、
興奮してしまったかしら?」
「ふふっ……うふふふっ……!」
確かに、これでは彼女の服従させられたようで、
多少の屈辱感はある。
だが、なぜか同時に、俺は興奮を覚えていた。
それもこれも、この鼻に流れ込んでくる
彼女の淫らな香りのせいだろうか。
「あら、息が荒くなってきてるわね?
やっぱり、興奮しているのかしら」
「うふっ……ここまでされて、
なお興奮するなんて……」
「貴方、とんでもない変態になってきたんじゃない?」