「ん……。これは、かなり……」
「思っていたより硬くて、熱いですね……」
アンの手のひらに、ペニスが包まれている。
手袋をしたままだからか、その感触は少しひんやりとしていた。
「手袋は、つけたまま、なんだな……」
てっきり外してしてくれるのかと思っていたが……。
「……当然です。貴方の汚らしいものを、
直接触るなんて、虫唾が走りますから」
期待してただけに、ちょっと残念だ。
だが、それも仕方ない。
アンに奉仕されているというだけでも、ありがたく思おう。
「しかし、こういった趣旨も、悪くはないでしょう?」
「手袋をしたままアソコを扱かれるなんて、
そうそうないことでしょうし」
確かに、アンの言うことにも一理ある。
手のひらとは違う、布のざらついた感覚が、なんだかとても新鮮だ。
その布の表面でペニスを擦られると、見知らぬ快感が襲ってくる。