「え……ま、マジ……?今当たってるのって……おち○……ちん?」
「嘘で……しょ?」
「と、利明……お願い……この狂ったおっさん……止めてよぉ……」
「…………」
小川くんは要人を警護しているSPのように黙ったまま扉の前に立っている。
同じ血を分けた姉弟とは思えないほど従順な子ね。
「せ、先生……もうあたし、あんたに逆らったりしないからぁ……止めてよぉ……」