「……!?」
まさか……まさか…… あの小川好美と抱き合ってキスをしているあの人は……
「あ、あなた……」
見間違えるはずがない。 あれは……あれは私の夫! でもなぜ…… なぜ小川好美と!?
「ん、ちゅ……んふ……んんっ」
「ぷはっ……」
「ふふ……センセ」
「おいおい……びっくりしたよ。教室に入るなり、いきなりキスしてくるなんて」
「だってぇ……早く先生と二人きりになりたかったんですから」