「う、あっ、あぁっ! やめてボ、ロぉ!!いたい! いだいぃ!! こんなの…… こんなのボロじゃないぃ!」
「いいえ、これが本来のボロです。野生を取り戻した、本来の……」
「ケモノですよ」
「けも……の!? あっぐ、ひっ! いっ!ぅあっ! く、う、あぁ! あぁぁ!」
「少しだけ講義してあげるわ。ボロくんに打った薬にはね、ある部分を強烈に刺激する副作用があるの」
「それは……生存本能よ」