ライオン

「グルル……グオォォォ!」



美汐

「ひっぎっ!? あ、が……あっ! いだっ!
いだい! やめで……いだい! いだいぃぃ!!」



私が泣き叫んでも、
性に目覚めてしまった猛獣は腰を動かすのを止めない……
止められるはずがない。



そして腰を動かされるたびに
私のおなかが切り裂かれているような痛みが走ってきて
更なる悲鳴を挙げずにはいられない。



美汐

「ひぃ……ひぃぃ!! くはっ、は、あっ!
ダメ! 止めて……誰か止めてぇ!
死ぬ……死んじゃうぅ!!」



私の悲鳴に周囲から歓声が挙がる。



でも私はそれどころじゃない……