史郎
「気をつけてね。
顔につくと窒息死しちゃうよ」
アゲハ
「何をどう気をつけろって……いやああぁぁっ!!」
史郎と話している間にも、
液状生物がアゲハの体を包み込んでいく。
動きは非常にゆっくりしているが、
粘着力が強いため自力で脱出するのは不可能に近い。
もしも、これで顔を覆われたりしたら、
本当に窒息死してもおかしくなかった。
アゲハ
「助けてっ! あ、ああっ、死にたくないっ!
こんなので死にたくないっ!!」
史郎
「だから気をつけてって言ってるのに」
アゲハ
「ひいぃぃっ!」
グチャグチャと気持ちの悪い音を立てながら、
液状生物がアゲハの膣、そして肛門を割り開いていく。
犯すというよりは、単に穴を見つけたから
入ろうとしているだけらしい。
だが、その行為こそが、アゲハにとっては
大きな苦痛となって伝わるのだった。
アゲハ
「う、ぐぇっ……ああああッ!」
史郎
「うひひっ、入り始めたみたいだね」
史郎
「そいつは暗くて狭いところが好きだから、
人間の体内なんて最高の隠れ家だよ」
アゲハ
「う、ぐぇあっ、おぉおぉぉッッ!」
肉穴を限界まで拡張させて、液状生物が侵入を続ける。
アゲハの下腹には強い圧迫感が広がり、
肉壁が引っ張られるような刺激を覚えた。
アゲハ
「ひぐっ! や、めて……!
ううっ、これ、とってえぇぇ……ッ!
史郎
「それは無理だよ。ボクが見たいんだから」
アゲハ
「ど、して……アタシぃ、うぐぐっ、カノジョ……
カノジョだって……言った…………」
史郎
「カノジョだから見たいんだよ。
いろんな表情や声をね」
アゲハ
「そん、な……あぐおぉおぉぉぉぉッッ!!!」
液状生物がゆっくりと体内を進む。
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