闇を望んだ女がいた。 彼女はそれを呼び出すために村を一つ焼いた。 しかし闇の封印は破られず。ただ静けさだけを残された。 小さな未来への予兆を残しつつ・・・
泉恭子は赤牟市の閑静な住宅街に住んでいる女の子。 誕生日を間近に控えた彼女の周りに異変が起こり始める。
そして恭子の周りに見え隠れする学生服の少年 突然帰ってきた、長期出張中の母親 謎の行動をする恭子の叔父 少しずつ、少しずつ過去の惨劇が迫って来ていた。