舞台解説
≪42≫ってこんなの!
≪42≫
ヤヴォール・ミステル!
ナージャ
うむ、久しぶりの登場である。
≪42≫
ヤヴォール。
ナージャ
……しかし、何故この組み合わせなのだ?
≪42≫の言葉は全くわからぬ。やり辛いことこの上ない。
≪42≫
vi〜〜〜……。
ナージャ
う……。ま……まぁそう悲しそうな音を出すな。
今回は汝について解説するのであるからな。
今回ばかりは主役を譲ろうではないか。
≪42≫
ヤー!
ナージャ
いきなり元気になりおった。案外単純なのかも知れぬな……。
≪42≫
ヤヴォール?
ナージャ
いや、何でもない。気にするな。
≪42≫
ヤー。
ナージャ
……しかし汝。最近妙に優遇されておらぬか?
≪42≫
ヤヴォール・ミステル?
ナージャ
マスターアップの時など、ほぼサイトが≪42≫一色であったではないか。
「ぺーぱーくらふと」などと言うよくわからぬ物も出来ておったし。
まるで汝も許嫁のような扱いではないか。
≪42≫
ヤヴォール……(照)
ナージャ
いや、褒めているつもりではなかったのだが……。
まぁよい。解説に移ろうか。
≪42≫
ヤー?
≪42≫
≪42≫
ヤヴォール……ミステル(照)
ナージャ
照れるな照れるな。
さて、ここにある資料によると……。
≪42≫
ヤヴォール?
ナージャ
えー、≪42≫。アモルファスの女性型労働機械(Arbeit)
体長は2m強。動力不明……。
上部カメラアイは感情によって色が変わる。
また、身体の中心にあるのは触覚センサーである。……と。
≪42≫
ヤヴォール。
ナージャ
うむ、動力不明と言うのがちょっと引っかかるが……。≪42≫は何が原動力なのだ?
≪42≫
ヤー……ヤヴォール。
ナージャ
言えぬ。という事か……。
何やら、最近では中に人が入っているのでは?
という憶測が飛び交っておるそうだが……。
≪42≫
ヤヴォール!ヤヴォール!
ナージャ
そんなことは無い。と言っておるようだな。
なんとなくわかる。
しかしその図体だ。その大きな身体の中に一体何が入っておるのか……。
≪42≫
ヤ……ヤヴォール?
ナージャ
非常に興味を惹かれる……。
≪42≫
ヤヴォール!?
ナージャ
≪42≫よ……ほんのチラッとで良いから、その身体の中身……見せてくれぬか?
≪42≫
ヤヴォール!!ヤヴォール!!
ナージャ
む、嫌と申すか……。ならば仕方あるまい!
その身体、力ずくでこじ開けてくれよう!!
とぅっ!

≪42≫
ヤヴォォォォォォォール!!
≪42≫
ヤ……ヤヴォール。
(やってしまった……。)
ナージャ
キュー……。
≪42≫
ヤヴォール・ミステル……。
(つい勢いで迎撃しちゃった……完璧に気絶してる……。どうしよう。下手したら帝国と戦争になっちゃうかも……。)
参謀長
ヴヴヴヴ……♪
≪42≫
ヤヴォール!!?
(参謀長さん!?か……隠れなきゃ!!)
参謀長
ヴヴッ!
≪42≫
ヤ……ヤヴォール!ヤヴォール!
(え、いやそのこれは!!決して私がナージャさんをドついた訳では無くてその……!)
参謀長
ヴヴヴ?
≪42≫
ヤ……ヤヴォール!!
(ご……ごめんなさい!私がドつきました!!!)

参謀長
ヴヴヴ??ヴヴヴヴ。
≪42≫
ヤ……ヤヴォール?
(あ……あれ?)
参謀長
〜♪
≪42≫
ヤヴォール……ミステル。
(行ってしまった……。)
≪42≫
ヤヴォール・ミステル?
(そうか……言葉が通じないんだった。私がやったって、ばれてないのかな?)
≪42≫
ヤヴォール・ミステル。
(あ……ええと……すみません。今回はこれでおしまいです。
……あとでナージャさんが目を覚ましたら、きちんと謝ろう。)
≪42≫
ヤー……ヤヴォール?
(きっと……許してくれるよね?)
ナージャ
何故信じてくれぬのだ参謀長!
私は寝ていたわけではなく≪42≫に……
参謀長
ヴヴヴヴヴ!
ナージャ
嘘ではない!≪42≫がいきなり……って、ちょっと待て!話を聞かんか参謀長ー!!
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