あー、ごほん。
ニンゲン種の諸君。ご機嫌いかがかな?
ニンゲン種の諸君。ご機嫌いかがかな?
……何だこれは?いったい何が始まるのだ。
何だプロ子。知らぬのか?
これだからお主はプロ子なのだ。
これだからお主はプロ子なのだ。
……若干納得のいかない貶され方だが、
まぁいい。我慢してやろう。それで、何が始まるのだ。
まぁいい。我慢してやろう。それで、何が始まるのだ。
うむ。今回から我々がこのプリンセスXを解説するコーナーが始まるのだ!
舞台設定だけでなく、我々のちょっとした秘密等、
プリンセスXの魅力を余すことなくお伝えするぞ!!
舞台設定だけでなく、我々のちょっとした秘密等、
プリンセスXの魅力を余すことなくお伝えするぞ!!
なるほど。それは良い考えだ!
"ゆーざー"たちは我々のことを理解する事ができ、
我々は自己アピールもできてまさに一石二鳥だな!
"ゆーざー"たちは我々のことを理解する事ができ、
我々は自己アピールもできてまさに一石二鳥だな!
……存外あざといのだな。プロ子よ。
ん?何か言ったか?ナージャ。
ところで、記念すべき第1回の今日は何を解説するのだ?
ところで、記念すべき第1回の今日は何を解説するのだ?
うむ。今回は我がゴルゴネイオン朝複合地平帝国について解説しよう。
ニンゲン種よ。心して聞くが良い。
ニンゲン種よ。心して聞くが良い。
これが我が帝国。ゴルゴネイオン朝複合地平帝国の町並みだ。
帝都に相応しき絢爛さであろう?
帝都に相応しき絢爛さであろう?
荘厳だな。まさに帝国らしい。
我が母にしてゴルゴネイオン皇帝
“猛き赤龍”ナーディウス11世の治める領土は、
南はレヴェ河から北は極冠まで面積にして9億ゼート。
“猛き赤龍”ナーディウス11世の治める領土は、
南はレヴェ河から北は極冠まで面積にして9億ゼート。
軍団数701、兵の数ならば200万余。
徒歩(かち)の者まで全てが魔物。
今この瞬間も他の地平を征服・接続し、版図を拡大し続けておる。
我々の世界の7割ほどは既に帝国の手の内にあるのだ。
徒歩(かち)の者まで全てが魔物。
今この瞬間も他の地平を征服・接続し、版図を拡大し続けておる。
我々の世界の7割ほどは既に帝国の手の内にあるのだ。
つまるところはガチガチの軍事国家というわけだな。
歴史を説明すると長くなるが、我ら神聖王国とは遥か昔より因縁浅からぬ関係だ。
無論、私とナージャもな。
歴史を説明すると長くなるが、我ら神聖王国とは遥か昔より因縁浅からぬ関係だ。
無論、私とナージャもな。
……余とプロ子は好敵手として互いを認め合う者同士だ。
慎一の父の計らいにより停戦状態になる以前は、戦場で何度も刃を交えておる。
まぁプロ子は一度も余に勝ったことは無いがな!
慎一の父の計らいにより停戦状態になる以前は、戦場で何度も刃を交えておる。
まぁプロ子は一度も余に勝ったことは無いがな!
あのディッケンの丘での闘いでは私の勝ちだ!
お前の部下を倒し勝利したはずだぞ!
お前の部下を倒し勝利したはずだぞ!
"余の部下に"であろう?余に勝ったわけではない。
負け惜しみは良くないなプロ子くん!
負け惜しみは良くないなプロ子くん!
くぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅううぅ!!
うむ、簡潔だがこんな所か。
我が帝国への理解は深まったかな?ニンゲン種よ。
我が帝国への理解は深まったかな?ニンゲン種よ。
……いつか倒す。必ず倒す(ぶつぶつ)
プロ子よ、いつまでしょげておるのだ。らしくもない。
全く、意外に傷つきやすいのだな。
全く、意外に傷つきやすいのだな。
コケ――――――――――――――ッ!
む?こんな所にニワトリが。一体どこから迷い込んできたのだ?
コケ――――――――――――――ッ!!
………………。
…………じゅるり
!?……コケッ!?コケッ!!?コケ―――――――――!!
ゴクンッ
ゴクンッ
けふぅ……。うむ、中々……
さて、プロ子も意気消沈してしまったことだし、本日はここまでだ。
次回も楽しみに待っているが良い。
さて、プロ子も意気消沈してしまったことだし、本日はここまでだ。
次回も楽しみに待っているが良い。
……ん?ニワトリ?
さぁ、どこへ行ったのであろうなぁ……。ふふふ……。
さぁ、どこへ行ったのであろうなぁ……。ふふふ……。