出生率が低下した現代(20××年)。
懐妊していない成人女性の体は
段々と受胎時のような母性溢れる体質(疑似受胎体質)に変化していた。
その体に「男性の精液」が注がれれば、
体が「子孫繁栄の意思あり」と見なし疑似受胎体質は自然と治まっていく。
そんな中、一刻も早く疑似受胎体質を治め、
なおかつ専業主婦にもならずにプロのミュージシャンになるという自分の夢を叶えるのために、
音尾かなえは意図的に主人公とセックスをしてしまう。
もちろん、本当に身ごもってしまうとマズいのでそこは計算ずく、
更には夢を叶えるまで「精液提供者」になってくれと主人公に申し出たのだが・・・