弘樹(主人公)の彼女。箱入り娘のため世間知らずで押しに弱い。 ただし弘樹にはベタ惚れで、その点に関しては妙に頑固なところがある。 弘樹の初めてのナンパに偶然遭遇し、そのまま押し切られて彼女になってしまった。
弘樹のいい加減さが原因で妊娠してしまうが、愛する弘樹の子供をどうしても産みたいと言い張る。
弘樹のリクエストには従順で、大抵の要求には応えようとしている。 また弘樹を満足させようと日々(彼女なりに)勉強もしている様子。
加奈子の母親。夫亡き後、家長として家を守っている。 加奈子の妊娠を受けて、一時はふたりを別れさせようとするものの、加奈子の頑固さと、弘樹の誠実さ(喜久菜の勘違い)にほだされ、ふたりの結婚を認め、許婚として暮らすことを許す(というより命じる)。
一見、理知的で尊大に見えるが、実のところ中身はあまり加奈子と変わらない箱入り娘のままで、「家と娘を守らなければ」という思いが強いあまり、弘樹の欲望の解消までをも自分でこなさなければ、と思いこんでしまう。