「ぎッッ!!!?」

触手が勢いよく突っ込んできた。

まるで、緑の体内を殴り付けるかのような強さだった。


「が、あッッ!!!!」

骨が砕けたかと思うほどの衝撃。

痛みと認識できないほどの痛みが突き抜けて来て、
すぐには悲鳴さえも上げられなかった。

激痛を感じたのは数秒後。

筆舌に尽くしがたい痛みが、膣口と肛門から波紋状に広がってきた。


「うぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!」

緑の口から、獣のような咆哮が吐き出される。

自分の体に何が起こったのか、正確に把握することはできなかった。

痛い。

とにかく痛い。