大吾
「どこの支部もこんなもんだよ。戦う御子と、それをサポートする俺達」
緑
「私がこうやってデータ整理してるのも、湊太の役に立ってるんでしょうか?」
大吾
「立つよ。直接的じゃないかもしれないけど、
俺達がこうやってデータを管理してかないと、妖神に関する情報が全然まとまらないからね」
御静屋で仕事をすることで、緑も様々な事がわかってきた。
最初は、全員が御子になれるのかと思っていたが、
実際は限られたごく一部が変身できるだけで、
他の人間はそれこそ普通の会社員のように働いている。
もちろん、その業務内容は御子や妖神に関するものばかりで、
扱っている情報は特殊なものの塊だ。