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麻由 |
「じゃじゃ〜ん、今日はいよいよ作品紹介よ〜♪」 |
麻奈 |
「『アドベンチャー形式のゲーム』と『マイブラ資料館』ですね」 |
麻由 |
「そうそう。まずはそのアドベンチャー形式のゲームのほうからの説明ね」 |
麻奈 |
「『ANOTHER SIDE』というタイトルのようですが……」 |
麻由 |
「まさにその通り。『MinDeaD BlooD〜麻由と麻奈の輸血箱〜』では実現できなかったものを、可能な限り盛り込んだストーリーよ」 |
麻奈 |
「具体的にどのようなものなのでしょうか」 |
麻由 |
「あんまり詳しく説明すると楽しみがなくなっちゃうけど、キャラクターにいくつか追加エピソードを用意したり、意外な組み合わせのエッチシーンを用意したり……」 |
麻奈 |
「あたし達の追加エピソードはないんでしょうか?」 |
麻由 |
「もっちろんあるわよ♪ ただ、やっぱりメインは言うなれば『第4のメインストーリー』ってトコかしら?」 |
麻奈 |
「第4の……? つまり、『VAMPIRE HUNTER』『過去への贖罪』『未来への旅立ち』と肩を並べるIFの物語ということでしょうか?」 |
麻由 |
「そう、その名も『支配者の為の狂死曲』編よっ!!」 |
麻奈 |
「もうストーリーのタイトルまで決定しているんですか?」 |
麻由 |
「どう? まさに、マイブラでは実現できなかったっぽい雰囲気のタイトルでしょ?」 |
麻奈 |
「教授、それは裏を返せば、ゲームのサブタイトルに『支配者の為の狂死曲』と書かれていながら、『支配者の為の狂死曲』編がなかったということになりませ――むぐむぐっ!?」 |
麻由 |
「この際、細かいことをつっこまない!」 |
麻奈 |
「細かくないと思うのに……」 |
麻由 |
「シナリオが出来上がってみたら、何となくこのタイトルがぴったりだったのよ」 |
麻奈 |
「また、メインストーリーに入ったらあたし達の出番が減ったりとか……」 |
麻由 |
「ノンノン、今回はちゃんと活躍してるわよ♪」 |
麻奈 |
「前回は個別ストーリーがなく、メインストーリーでも出番が少なかったので、あたし達の扱いがイマイチという声が多かったですからね」 |
麻由 |
「とほほ、人気投票での敗北はそれもひとつの原因だと思うのよね」 |
麻奈 |
「でも、だからこそ、今回はあたし達にもエピソードがあるわけで……」 |
麻由 |
「輸血箱発売後の人気投票では、今度こそ1位をっ!!」 |
麻奈 |
「やるんですか?」 |
麻由 |
「全然そんな予定ないけど、あたしはしたいな〜。麻奈もそう思わない?」 |
麻奈 |
「はい、したいです。何位くらい順位が下がるか興味がありますし」 |
麻由 |
「そこ、なんで下がること前提なのよ」 |
麻奈 |
「それは輸血箱をやってのお楽しみです」 |
麻由 |
「宣伝!? それは麻奈なりの宣伝なの!?」 |
麻奈 |
「ノーコメントです。それよりも、次の資料館のほうを説明してください」 |
麻由 |
「はいはい、マイブラ究極資料館のことね」 |
麻奈 |
「究極、なんですか?」 |
麻由 |
「そりゃあ、とりあえず『出せるものは全部出す』をコンセプトに作られてるからね〜。あたし達の知られざる秘密とかも分かるかも」 |
麻奈 |
「絵コンテ、デザイン画、ショートストーリー……」 |
麻由 |
「マイブラに出演した声優さん達のフリートーク、システム音声、そして豪華な壁紙なんかも用意される予定よ」 |
麻奈 |
「メインテーマ曲『イノ血ノミズ』はどうなんでしょう?」 |
麻由 |
「大丈夫、フルバージョンで収録されるわよ。ちゃんと歌詞もついてるから、みんなで歌ってね♪」 |
麻奈 |
「他にも、スタッフルームや新作情報なども入る予定みたいですね」 |
麻由 |
「そうそう。特にスタッフルームは、前回時間がなくて作れなかったからね。今回こそは……」 |
麻奈 |
「教授っ、大変ですっ! 今回もやっぱりグラフィックチームが修羅場なことに――むぐむぐっ!?」 |
麻由 |
「ってわけで『MinDeaD BlooD〜麻由と麻奈の輸血箱〜』、現在順調(?)に製作進行中!! また、あたし達に会いに来てね♪」 |
麻奈 |
「どうぞよろしくお願いします」 |