次第に幸乃さんの吐息が熱を帯びてくるのに呼応する
ように、膣口から透明な蜜のような粘性の液体が滲み
出てきた。
晴信
(これが、愛液……)
怖々滲んだ液体に舌先を触れさせると、ほんのりと
しょっぱい味がした。
幸乃さんの中からあふれる愛液は決しておいしいもの
ではなかったが、なぜかぼくは無心にそれを口に
含んでいた。
晴信
「んぅ、んく、んっ、んんん……っ」
膣内からトロトロと溢れてきた愛液をこぼすまいと
舌先を伸ばしてすくうようにして吸い上げる。
晴信
「んちゅう……ちゅ、ちゅむ、ちゅる、ちゅるっ。
ちゅくっ、くちゅっ、ちゅ、ちゅ……ん、んんっ。
んふ、ふぅ……ちゅ、ちゅ、ちゅる……っ」
幸乃
「あ、あぁぁ……そう、そうよ。私のラブジュース
もっと吸って、激しく……おま○こ、舐め尽くし
なさい……! あぁ、はぁっ、はあ、はあぁっ!」
突然幸乃さんに頭をわしづかみにされ、思い切り
顔面を股間に強く押し付けられた。
晴信
「──んぶっ! ん、んんっ、んちゅぅぅっ!
げふっ! えふんっ! げふんっ!」
口元を塞がれ、鼻から肺の奥まで吸い込んだ濃厚な
女の匂いと愛液に思わず咽せ返って咳き込む。
幸乃
「サボっちゃダメよっ! もっと舌を使って──
そう、そうよぉっ! その調子で、もっとぉ……
ひぃんっ! あは、はぁぁ、んあああっ!!」
幸乃さんは自ら腰をグラインドさせて陰毛と性器を
押し付けたぼくの顔面に擦りつける。