鼎
「んる、っは……框……どうかな?」
框
「おい、本気なのかよ……っ!?」
身体を触られていた時点で、既に、半勃ちになっていたが――。
鼎の口内が与えてくる刺激に依って、硬度を増し、脈を打ち始めている。
それを――躊躇いもなく、更に、深く咥えられては焦るだろうし、
同時に、排泄器官である事も、後ろめたさを感じる要因だ。
彼とて、口でする行為は知ってはいるが、
あくまで、特殊なそれであるとしか認識しておらず、
自らが体験する等、思っていもいなかったのだろう。
框
「こういうのって、アリなんかよ……」
鼎
「当たり前でしょ、うふふふ……っ。
んく、は……んんん」
艶かしく微笑むと、裏筋に沿わせた舌を広げ、
振るわせつつ、下から上へと甞め回し、
口蓋の奥、柔らかく僅かざらつく粘膜に、
鈴口を圧しつけて、唾を飲み込む――。
先端と竿――同時に、快楽を与える方法を知っている辺り、
斯様な行為は、何度も繰り返しているのだろう。
鼎
「んむぐ……んるっ、んっ、んんんんん!
ふ、はぁぁぁ……」