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【サラ】
「レオノーラはご存知でしょう? 最近どこに出入りしているか教えていただけません?」

少女は薄っすらと微笑んだ。
冷酷な笑みにシャロンはぞっとする。
犯されるのか、と身構えたときだった。

【サラ】
「お母様の最新作のあの薬を使いましょう。 準備をして」

【シャロン】
「な、何を……むぐっ、むぐ、むぐぐっ」

少女の命令が終わるか否か、不意にシャロンの鼻と口に布が当てられた。
あまりに突然だったので息を吸い込んでしまう。

しまった、と後悔をしても遅い。
何か薬品を湿らせていたのは確実だ。
喉が焼けるような感覚を覚えた。

口元の布が外されると保安局の男がにやつきながらシャロンの薄い胸に手を伸ばしてきた。
やっぱりやることは陵辱じゃないか、と思ったとき。

【シャロン】
「ひぎいいいぃぃ、あぐぅ、うああああっ」

胸に触れた指は先端を愛撫する。
その瞬間、電流が走ったかのような痛みがシャロンの体を駆け巡った。
快楽ではない。痛みだ。

【シャロン】
「いぎいいいい、あぐぁあああっ、うげぇええっ」

貫くような痛み。
喉を潰しそうなほどの悲鳴をあげる。

【サラ】
「先ほどの薬は苦痛と快楽を逆転させてしまう薬なんですのよ。 どうでして?」

男の指がシャロンのクリトリスを転がす。
いつもなら痺れるような快楽が体を貫くのに今は引き裂かれるような痛みが走る。

【シャロン】
「ぎぁあああっ、ぐえぇっ、ひぎぁああああっ」

手足を押さえつけられているので逃げることができない。
その押さえつけられている圧迫感がうっすらと気持ちいい。

【サラ】
「あはははははは、みっともない姿だこと! 犯されたくらいじゃ
口は割らないんですのよね、それでは、別の方法でお話いただこうかしら」